フリーランスのやりがいは感謝と目標達成

会社員は、会社という組織を通じて間接的に世の中の役に立つことになりますが、フリーランスは、個人として直接的に世の中の役に立つことになります。そのため、フリーで仕事をしている人の場合は、サービスを提供したり商品を販売する先にいる顧客の顔がよく見え、声がよく聞こえやすくなるでしょう。そして、ほとんどのフリーランスは、その顧客からの感謝の言葉にやりがいを感じるようです。

また、自分で立てた売り上げ目標や利益目標を達成するかしないかは自分次第という面が会社員の場合よりもずっと大きいため、売上げや利益の達成も大きなやりがいにつながるというケースが多いようです。確定申告では、一年間の経営数字をきっちりまとめることによって売上げや利益目標の達成度合いが確認できることになりますから、申告の時期というのはやりがいを確認する大事な時期ともいえるかもしれません。

確定申告というと面倒な作業だという印象を持っているフリーランスも多いかもしれませんが、例えば記帳と損益計算書の作成を月単位で行うことによって目標達成度を測る機会を増やしやりがいを感じられるタイミングを多くすることによって、一年の最後に行う確定申告書作成時にまとめてやらなくてもよくなるため作業が楽になるでしょう。やりがいを感じる機会が増えて申告時に楽になるのであれば一石二鳥ですので、可能であれば毎月損益計算書を作るようにすることをお勧めします。